聖と俗が森羅万象の音楽
真夏なんだか春先なんだか意味不明な天候行ったり来たり具合
世俗のウサも手伝って、グッタリしておりますのさ
なのに、さらにグッタリする代物を文字だけペタリ
Wagner: Parsifal - eerste akte
Wagner: Parsifal tweede akte
Wagner: Parsifal derde akte
ドイツの偉大なというか尊大なというか誇大妄想並み作曲家ワーグナー
彼の最後の作品である♪パルシファル全3幕
4時間以上と長大な映像をYouTubeアップした酔狂な御方がいました
舞台映像でも疲れるのに、演奏会形式とは…
これは言い換えれば、むしろ歌手の演技力が問われます
何もロンドンの舞台でシェークスピア出来る級とまでは言わない
役柄を血肉化していれば、大根でも説得力持つという意味
という意味では
この映像で題名役を歌うクラウス・フローリアン・フォークト、もっと勉強せい
以前、知り合いが「コイツ、本当にワーグナー歌手か」
「どない聴いたかて、モーツァルト歌手級軽さやぞ」
2000年、♪パルシファル関西初演で聴いたのは、さらなる軽量級
軽い声なりに工夫、役が手に余るは見られず、合格でした
フォークトの場合、歌い方が何かノッペラボウなんですよ
イケメンなら、万事OK。そう思っていたら、イケメン嫌いなもんで張り倒しますぞ
1992年のベルリン国立歌劇場公演より
ベルリンの皆様は、1997年11月16日、東京・NHKホールで演奏会形式上演
開演2時間前になって、題名役ポール・エルミングが風邪でドタキャンした結果
♪魔笛と♪ワルキューレに出演していたソプラノ歌手ティーナ・キーベルク
彼女に同行来日していた亭主、テナー歌手スティグ・アナセンが急遽登板
初役を練習無しとあって、楽譜持ちながらでも
顔はブサイクだろうが歌は男前だったと記憶しております
東京の公演には、YouTubeに登場するバリトン歌手ファルク・シュトルックマンも
NHKホール3階席から見えた、指先キラリ☆、ETかと一瞬勘違い
楽屋口では、タクシー乗るまでにサイン書きをこなしていましたが
筑紫哲也そっくりのおっさん(本人ではないかと信じるこの14年近く)から
「う~ん、彼は男前だよね。いやぁ本当、イイ男だ」と同意を求められたので
「そーですね。頭薄いですけど」とフォローしておきました
シュトルックマンのファンなんですがね
魔性の美女クンドリを歌うヴァルトラウト・マイアー
彼女が、パルシファル誘惑の場面で、赤い肩掛けハラリ落とすと
オペラグラス両手に3階席から身を乗り出して危うく転落しそうに
…綺麗なおねえさんの威力には勝てないもんで…
クラシック音楽好きでも意味不明多い記事でしょうね~