mathichen 雑記帳【Hatena版】

ウェブリ休憩所の保存庫

物事には順序、しかし一度逆転してみるの重要度

昨日、某私鉄バスに乗り、またまたイラッときたこと

「何が何でも客を着席させるなよ」

ラッシュ時の満席状態は別にして

乗り込んできた客が完全に着席するまでは、テコでも発車させない

生意気な青二才が客に上から目線、殴り倒したろかと何度思ったやら

他の乗客から、「何モタモタやってんだ?カス」みたいな無神経な視線浴びるとか

トシヨリなど敏速に動けない人など、イジメに等しい場面あるぞ

腰悪い人の場合、下手に着席しない方がいい人はバス乗るな言うのか?

転倒事故防止云々と繰り返され、運転手もウルサイ

自分の不注意によるケガでも責任転嫁して文句つけるバカいるせいで

要するに、会社の保身、これまた責任転嫁のためだろ

携帯片手の運転手いたら、即刻、社会から永久追放処分が先決だ

国鉄、もとい、JRもねぇ…

2000年だっけ、‘探偵!ナイトスクープ’への依頼に

どうしても一人旅したい車椅子娘の同伴お願いしますがあり

担当した北野誠が、自分も車椅子乗る形で同伴した

ロケ直後に例の打ち切りラジオで

「依頼者(車椅子娘の母親)に道中の報告した際

『JRって、何かと不便ですね』とアレコレ話したら

『そうでしょ。だから我々は普段、極力JRでなく私鉄を利用するんです』」

JRのシステムもどうよですが、放送観た感想として

切符買いに窓口に現れた女の子が、一目で障害者とわかるのに

誠探偵が女の子に「手帳持ってるやろ」と障害者割引を思い出させるまで

気づかなかった駅員って、給料ドロボーですわな

東京、九州、札幌では聞かなかったので、これは関西だけの車内アナウンス?

私鉄なら、「ドアが開きますのでご注意下さい」程度で済むのが

JRだと、「ドアから手を離してお待ち下さい」、客をまるでガキ扱いする…

狭いニッポンの地上のみならず、世界を股にかける航空も溜め息物のよう

先天性の骨の病気持つ在米日本人女性

米国に住み、何が感動したかって、バリアフリーも然ることながら

化粧して派手な格好で出かけても、汚いモノ見るような目で見られない

「ボクH出来ない、代わりにどーしよ?」、恋人とのツッコンダ関係に悩む

『障害者とて、喜怒哀楽持つ、生身の人間。それが常識であること』

彼女は松葉杖と車椅子を併用していて

これが日本いた時には、くだらん規則のせいで面倒だったとか

例えば、飛行機乗る際、杖だけで何とかなるのに

利用する障害者用パックでは、是が非でも車椅子乗れと強要してくる

利用しなければサーヴィスではない、早い話、「ご搭乗頂かなくて結構です」

国際運転免許取るにも、日本の特異システムが、彼女に余計な手間増やした

など、障害者も千差万別であり、全員右へ倣えシステムでは対応出来ないのに

その辺は考慮されない、全然人に優しくない国が浮き彫りにされたのね

飛行機での障害者サーヴィスといえば

ある時、北欧の航空会社を利用した車椅子男性が

日本の航空会社では、降りる際、車椅子客を最後に残すことが普通なので

北欧では、少々手間かかろうが、障害者に長時間待たせる負担かけないため

席種問わず、健康体の乗客全員が「常識だもの」と静かに待つ中

真っ先に降ろすサーヴィスに感激したそうな

数年前乗ったタクシーで運転手のおっさんが

「おねーさん、いやホンマ、おねーさんの言わはる通りですわ

確かにそうでないと、皆倒れてしまいます

日本人は何で、物事を逆転して考えるのが苦手なんでしょな」

障害者や老人の福祉について話していて

自分で身動き取れない被介護者の権利よりも

彼らに人生身動き取れなくさせられる介護者の権利を優先するのが

結局、介護者自身の衰弱、そして虐待を防ぐ手立て講じられる

とアタクシが言ったことへの感想ですわ

現代日本人が物事を逆転して考えるのが苦手な理由は至って簡単

当たり前のことを手に入れる困難さを理解出来ないオメデタイ連中には

人間は自分が痛い目を見ないと、人生はネズミ~ランドでないが知れない

その痛い目からどうすれば、皆が救済されるか想像すらしないからよ