昼の奴隷と夜に捧げられた者
一見、遠目に見える仲秋の名月
でも、画像の色が反転してるから…
太陽の黒点が、お月さんに変身しちゃったまで
本物の仲秋の名月は…
夜道でガラケー撮影したのを編集の迷月したわ
いつの間にか、mathichenさんの息子どもに加わっていた27歳
近い将来受ける試験に合格したら、高い酒飲ませろ?
バカタレ~。酒飲ませるのは原則、綺麗なおねえさんじゃッ
男は、自腹切り、女にも飲ませるもんよ
女々しいぞと言ってやったら、「どーせメメシイ」と居直るとは
ある意味、言い訳探し名人であるオトコらしさはシッカリ持つよう
その27歳、パンダ系の顔に似合わん冷静な観察力も持つ
「女の人って、25,6歳が一番綺麗だと思う
ただ皆が皆そうじゃないのは確かよ
18歳の若い子でも大したことないのもいるし
年を重ねてから綺麗になる人もいるし」
その通りだ
25,6歳は昔の基準でいえば、男女とも家庭持って落ち着く頃
その辺の責任感が、まだ十分残る若さと相俟つ魅力というか
お肌がピカピカでも、頭悪けりゃ性格ガサガサもいるし
目元がカラスの足跡でも、心は柔肌いるし
わかってるなら、30歳までには試験合格し、嫁もらえよ
男が子供一人でいいわと言おうが
腹に入れてヒネリ出す側にすれば、いろいろ都合あるんで
いまの彼女が何歳か知らんが、女が男見切るのは早いからな
ま、キミの条件いろいろ考え合わせると
30歳ちょいで30代半ば~40歳の嫁獲得するのが向いてるような?
ところで、mathichenさんが、上記の息子もどき年齢時には
1993年10月6日、NHKホールにて、♪トリスタンとイゾルデ鑑賞
人生初のワーグナー舞台生経験だった
茶色のプログラムが該当する
その中から、当記事題名パクった
Tristan und Isoldeのund 、『の』と『と』の抹殺について
語れるほど、アタクシゃ知的に作られとらんため省略する
ただし一つ、備忘録…
知り合いのオッサンと意見一致したこととして
Liebestodが、『愛の死』でなく、『愛という死』『死という愛』であり
『愛死』が一番近いかはさておき
トリスタンとイゾルデの世界って、西欧的でなく、日本的である点
これまた、アタクシにゃ詳しい説明が難しいので一行で書くと
「近松心中に通じる世界やぞ」
イゾルデはマルケ王の嫁になる前に、トリスタンと一緒に死んじゃえと
侍女ブランゲーネに言い付け、毒薬を用意させるも
侍女は姫の言い付けに背き、愛の妙薬を用意した顛末として
道ならぬ恋に身も心も燃やす日々となった
極端な話、愛の妙薬でなく、ただの水飲んでも成立した話だけどね
愛の妙薬が実在しなくたって、勝手に盛り上がった展開なのよ
そうでしょ?
毒薬云々って、イゾルデの婚約者がトリスタンに殺された怨みからでなく
深傷負うトリスタンを介抱してやり、お互い惚れ合ったのに
彼が彼女を、彼の伯父さんであるマルケ王の後妻に勧め
彼がゴチャゴチャ逃げようとし、彼女怒らせたりするせいじゃん
とにかく、トリスタンとイゾルデは、夜の逢い引きにいそしむ日々となった
もはや、逃げ場はない。はよ死にたいわ~
昼の世界は鬱陶しいんじゃ。夜闇の隠す甘い陶酔へ走るわけよ
トリスタンの方は、王さんに知られた際
逢い引きを王さんに密告した友人メロートの剣に自ら身を投げるほどだ
泣かせると思わん?
真っ昼間からラブホにしけ込んだり
婚外恋愛と綺麗に換言し、爛れた関係をブログで嬉々と書き綴ったり
いずれは悪事がバレ、慰謝料と親権を取り上げられるのに
オマエら命賭ける覚悟出来とるんかいのアホンダラ多い現代を見ればね
目に見える現実が大事だとエラソーに言いながら
本来なら同時に存在してはならないものがクロスオーヴァーなど
現代は実に曖昧模糊としているを示す媒体であるネットに
電車の中でも熱中するおサルにゃ、哲学的で理解不能だろうが
女(男も)が見た目やデータの枠組みに完全一致しないように
太陽と月もまた、自然の昼と夜に分かれて働くとも限らない
明るい太陽が欺瞞であり、夜の世界が真実もあり得るということ
1993年のトリスタンといえば、ハイナー・ミュラー演出も思い出す
この演出、イゾルデ本当に死んだのやら、曖昧だ
昼の世界へと連れ戻されるという気がせんでもない
ということは…
1992年3月下旬に買ったVHS一体型TV
1998年6月30日にVHS部分が天に召された
1996年収録、NHK-BS放映されたミュラー演出VHSくわえ込んだまま
現在、何も困ってないけどね
2008年頃にDVD買い、2009年12月には新しいTVに買い替えたもん
…狭っ苦しいVHSの中に幽閉されたまま昇天したのって
トリスタンとイゾルデには、お慈悲だよな…