mathichen 雑記帳【Hatena版】

ウェブリ休憩所の保存庫

明るい未来拓くべく、危険な先例でも、暗闇へ戻る時

画像

2012年11月22日夜、ラーメン屋に入り順番待ちしている時

フジテレビ系‘奇跡体験!アンビリバボー’が流れていて

それ眺めながら、順番待ち、食事、腹ごなしで小1時間過ごした

翌朝、前夜からの予感が的中

画像

【適応の心理は寡黙、不適応の真理は自己確立】

http://blogs.yahoo.co.jp/borussiamagdala/31272818.html

この記事は元々、2011年12月12日ウェブリ休憩所記事

北九州監禁殺人事件、そして‘完璧な犠牲者’で

ウェブリ休憩所最高の検索数を誇るのが

フジテレビのおかげ様により

小ぶりなウェブリが、スポナビ様新着記事かよ級アクセス数を稼ぎ出した

これこそ、奇跡体験!アンビリバボーざます

2年近く経った現在も、ウェブリ休憩所最高の検索数を誇る

上の画像に映る原作本が絶版の影響あるかしらん

After the escape

Once back home, Stan went to school for an accounting degree, married, and had a daughter. She also joined an organization to help abused women. Both she and Janice have changed their last names and continue to live in California. There is no communication between the women. In March 2009, an updated version of Stan's story written by Jim Green was published under the title Colleen Stan, The Simple Gifts of Life (ISBN 978-1440118371).

Wikipedia:『Kidnapping of Colleen Stan』より引用 )

‘The Simple Gifts of Life’、日本語訳出版されてないの?

‘完璧な犠牲者’は、フッカー裁判担当した女性検察官の著書とあって

米国の司法に触れられ、貴重ではあるけどね

というか、弁護士って因果な商売だと思ったと言うべきか

「誘拐に関しては、有罪答弁を被告に勧めてもいい

だが、性犯罪に関しては合意であり、起訴取り下げろ」

奴隷状態に置かれた者に合意もクソもあるもんかっての

群の行政委員会まで、予算無いを理由に、司法取引持ちかける

予算不足による司法取引を、刑法が認めていないのに

司法正義より経済が大事なクサレ官僚により

陪審員制度を無視する司法取引が成立した場合

根っからの凶悪犯罪者が数年足らずで社会復帰してしまう…

司法取引の件は、州当局が介入したので免れたものの

素人目にも手薄に映る弁護側証人頼りだったり

想像力が物言う事件を、陪審員の一般常識に訴えたりの他

コリーン、そして被告の妻ながら被害者の側面持つジャニスを

貶める形での弁護には、「被害者が自分の妻や娘なら、どうする?」

日本に、妻を殺害され、被害者家族となった弁護士がいて

理不尽な裁判の結果、自分の経歴に疑問持ったというけど

被告に与えられる最低限度の権利守るのでなく

強引に軽罪、あわよくば無罪に持ち込もうと見える展開には

「正義ってやっぱ、カネで買えるなど、ゲーム感覚が浸透してるのかね?」

何ですか、刑の宣告が下されたフッカーの感想として

「判事に感謝すると伝えて下さい

『別荘』には図書館もあれば体育館もある

それをたっぷり楽しむ時間もある

あの二人の女どもと暮らすよりははるかにましですよとね」

フッカーは、州当局が仮釈放認めなかったら、100年前後の刑に服する

仮釈放が認められるとして、早くて2023年、70歳迎える頃の話になる

もう誘拐もナニも出来ない爺さん年齢をわかっていて

シャバに出たって有名人過ぎるし、刑務所が介護施設で最高とばかり?

軽罪で短期刑も困るけど、福利厚生バッチリの長期刑も腹立たしい…

コリーン監禁していたみたいなせせこましい箱に終身刑、無理な相談!?

全くの余談ながら、フッカーの顔、ウチの世帯主ジジィと似てる

元料理番ババァ引退して7年目に、汚宅出てくれてから約3ヶ月目だけど

7年3ヶ月がどんだけ長く、気分悪かったか、何となくわかるわ

7年3ヶ月の経験は、いまだ能天気な世俗より賢くなったと思いつつ

奇跡体験アンビリバボーとして腹に溜め込んどくのは疲れるのも事実だ

「7年3ヶ月の出来事、全部、嘘だった」と告白する誰か、いないのやら~

時々思うのは

「この事件が日本で起きたのであれば、被害者の社会復帰は?」

コリーンは長い年月要したが、PTSDを克服した

家族の支援が大きかったという

コリーンの家族といえば

コリーンが1981年に一度だけ実家に帰った際

彼女が逃げる機会ありながら逃げなかったのは

監禁について話したら家族の命も頂戴するぞとの

フッカーの言葉の威力であるが

(フッカーは常々、会社=奴隷売買組織の恐怖を刷り込み続け

コリーンに、「会社の監視の目は、家の近所にも張り巡らされてるぞ」

親切な隣人夫婦に親しみながら、決して心開かなかったのも

家族は言うに及ばず、コリーン自身の危険を考えてと見る)

帰郷に同伴したフッカーを婚約者と紹介され

家族が「そうかそうか」と受け入れ、娘(きょうだい)を再び送り出すのは

基本、成人した子供の生活には出来るだけ関わらず

両家顔合わせ食事会や結納など面倒な行事も無い

個人主義の根づいた欧米文化だからに加え

コリーンが長年消息絶っていた背景に、「我々が、何か傷つけたのか?」

顔見せてくれただけで有難い、詮索は止そうとの配慮もあった

お互いの遠慮が結果的に、コリーンの悲劇を長引かせた

しかしながら、お互いを思い遣る気持ち考えれば、沈黙を責められますかね

家族側には、「あの時、問い質していれば…」、後悔の念が拭えないでしょ

神よ。私の嘆くとき、その声を聞いてください

恐るべき敵から、私のいのちを守ってください

悪を行う者どものはかりごとから

不法を行う者らの騒ぎから、私をかくまってください

彼らは、その舌を剣のように、とぎすまし

苦いことばの矢を放っています

全き人に向けて、隠れた所から射掛け

不意に射て恐れません

旧約聖書詩篇 64より )

アンビリバボーには、コリーンの父親も登場したはずだが

皆が恥を気にするあまり、必要以上に人目避けたがる土壌じゃ

コリーンが結婚し子供も生まれる環境得るを含め

人並みの暮らしを得るのは

家族もまた衆目に晒されるだけに、困難極まりない

人の内側のものと心とは深いものです

しかし神は、矢を彼らに射かけられるので

彼らは、不意に傷つきましょう

彼らは、おのれの舌を

みずからのつまずきとしたのです

神さんが悪魔に打ち勝つと思うんだけどね