慕わしき幻影に寄せる歌
Ahoo!JAPAN史上最悪の茶番劇のせいで機嫌悪し
1988年2月18日、ちょうど24年前、その記憶から更新で気分転換
(何たる素晴らしい記憶力。いま酔っ払ってるのに~)
‘memories’→‘Bjorn Andresen Alla ricerca di Tadzio Death in Venice’
関連動画もちゃんと観ろよっての
ルキノ・ヴィスコンティ監督の‘ベニスに死す’(1971年)
これをだね、24年前の今日、大阪の某名画座で観たのさ
雪がチラホラリ降る極寒の日だったなぁ
この作品では何といっても、マーラーの交響曲第5番第4楽章
が有名ながらも(アタクシも、最初TVで観たこの映画で覚えた)
再見するとですな
レハールの喜歌劇‘メリー・ウィドウ’より♪ヴィリアの歌
どお聴いても、ドヴォルザークの歌劇‘ルサルカ’より♪月に寄せる歌のパクリ
この2曲の片方を歌い出すと、いつの間にかもう1曲へ
本当困りますよというくらい似ておりますが
まぁレハールさんはドヴォ先生を尊敬していて
水の精ルサルカが人間の王子への恋歌で
ヴィリアという妖精に惚れちまった若い狩人の恋歌を
ドヴォ先生へのお答えします~ソング書いたといわれちゃぁ
仕方あるめえと諦めるにしても
‘ベニスに死す’、ヴィスコンティがマーラーをモデルに描いたといわれる主人公
老作曲家アッシェンバッハがホテルでの初日の夕食前に
一目惚れしちゃった美少年タジオ登場の場面において
ホテルお抱え楽団が♪ヴィリアの歌を演奏していたのは
♪メリー・ウィドウ初演(1905年12月30日)から数年後が舞台と時代が近く
ジジィが美少年への浮かばれない想いを描いた映画に相応しいと
イタリア名門貴族の教養あふれる小倅にして
生涯に渡りバイセクシュアルであることをオープンにしており
アラン・ドロンとの関係の噂もあった
ヘルムート・バーガーに至っては、死後に自らを実質的な未亡人と称した
父ちゃんもバイセクシュアルであったという
監督の渾身の一作に深み持たせる選曲だったのでしょうよっての
‘Bjorn Andresen Alla ricerca di Tadzio Death in Venice’
全編(30分足らず)のVHS所有してるけど
どお観たって、稚児さん求めての爺さんの風情だったもんな~っと