mathichen 雑記帳【Hatena版】

ウェブリ休憩所の保存庫

子供の成長した姿に、『親の力量』が映し出される

かなり以前に読んだ発言小町より

天涯孤独の息子の婚約者 不信感 2009年6月10日 20:51

長文お許しください。

息子(28歳)が1年近くお付き合いしていた方(29歳)と先日婚約いたしました。

先方のご両親は既に亡くなっていらっしゃるので結納はせず、息子が婚約指輪を渡した後、我が家でごく親しい親戚を招いての食事会、媒酌人をお願いする予定の息子の大学時代の恩師ご夫妻との会食を終え、いよいよ具体的な日取りを決めようかという状況です。

息子は折に触れて我が家へ彼女を伴っていましたので、婚約前から、彼女のご両親が大学卒業後に相次いで亡くなられたこと、一人っ子なので兄弟もいないという彼女の身の上は承知しており、夫も私も息子の大切な人を大事にしてあげたいという気持ちでいっぱいでした。

ところが、いざ具体的な日取りを決めるという段になって、その彼女の身上が私たちが認識していた以上の「天涯孤独10+ 件」というほかないものだということを知り、不安を覚えています。

彼女の両親双方の祖父母も既に他界(4人とも彼女の誕生前か誕生後すぐ故人になられたとのこと)彼女のご両親とも一人っ子だったため、叔父、叔母、いとこといった親戚も一人もいないということです。

その上、彼女は帰国子女で、小学校から高校まで海外生活(それも数カ国だそうです)だったそうなので、結婚式に招待できる友人も学生時代の友人は一人もおらず、今の職場の方たちばかりだというのです。

彼女の今の職場は息子と同じで1年前から勤務しているのですが、その前は通訳・翻訳事務所で仕事をしていたとのこと、また大学は日本だと聞いているので、その頃の友人はと聞くと、大学は長い海外生活直後の帰国子女枠での入学だったため、勉強するのに必死で個人的に親しくなるほどの友人はできなかった、また、前職は事務所に所属していたとはいえ、個人で仕事を請け負うというかたちだったので同僚と呼べる人すらいないとのことでした。

続きます

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0610/244949.htm

「彼女は何か後ろ暗い過去持つのか?」

トピ主の不安は理解出来ましたよ

息子の意志を尊重したい、息子の大切な人を大事にしてやりたい

しかし、あまりにも婚約者の情報が少なく裏付け取れないと、やはり気になる

「私としては、身上調査は避けられないにしても、

その前に彼女に正直に不安や疑問を話してみる

という選択もあるのではないかと思っております。

身上調査で何か重大な事実が判明したとしても、

それを事前に打ち明けられているか否かでは

やはり信頼関係に大きな差が生じると思うからです。」

「結論から申し上げれば、

既に夫が調査を依頼しており、本日その報告を受けました。

外国まで調査対象にすると調査期間がかなりかかるということで、

日本国内のことだけではありますが、

その結果につきましては控えさせていただこうと思います。 」

一度芽生えた不信感って、荒療治して決着つけるしかですかね

トピ主夫婦はどのような結果出ても嫁候補を受け入れられると

身辺調査行ったことを彼女に詫び入れた上で

彼女を家族として迎え入れ、新しい未来を築くのでしょう

それに引きかえ…

『現在、親に結婚を反対されています。』(ヤホー知恵袋)

息子が結婚するなどとは言っていない時点で

両親は彼女やその両親の住所や職業などを教えるよう要求

応じると、興信所を使い、コソコソ身元調査した

これを知った彼女は「プライバシーの侵害だ」と大激怒

調べた内容を教えてほしいと彼の両親に伝えると

「結婚するなら聞き合わせは当たり前のことだ

調べた内容など教えられるか」

ベストアンサーの中にある

「彼女があなたとの結婚を望んでいるなら。

誠意を持って接してみて、それにどう応じてくれるかを見るのも

人柄を判断する材料になると思いますけどね。」

同感。両親はまず、彼女に聞き合わせしてみるべきでしたね

興信所が調べた内容を教えないなど、卑怯でズルイですな

彼女の家庭環境に借金まみれや犯罪者いなくたって

単に自分たちの気に入らない情報が載っているだけで却下

彼女だけでなく息子の意志をも踏みにじる、十分考えられるでしょ

「あの家の娘はな、こんなフシダラやねんで」

「娘は問題ないけどな、親がちょいと問題あるんや」

彼女の身元調査書を編集し、知り合いに回覧板する恐れもある

「土地柄」だとか「昔からの慣習」というのは

結婚=家同士の結びつきの意識が根絶されない限り

時代関係なく、今後もなお続くであろう悪習であるものの…

個人的には、この両親に、「ところで、あなた方の結婚時には?」

両親がその両親同士の決めた見合い結婚でないという前提で

29歳の息子が長男として、結婚3年以内に生まれたとしましょ

両親の結婚時期は1980年代前半のお話になります

もう少し条件を変え時期を前倒ししても、1970年後半でしょう

あの頃にはもう、「好いたハレタの結婚当たり前じゃん」?

「結婚するなら聞き合わせは美風良俗だ」と主張する両親と口論も?

昨年取り上げた、カールマーンの♪チャールダーシュの女王

息子が歌姫と結婚するのを反対している侯爵夫妻

何のことはない。両親自身が、同じ組み合わせの夫婦

侯爵は、かねてより薄々、妻の職歴に気づいていた

一昔前、日本でハンガリー語上演されたブダペストオペレッタ劇場演出では

侯爵夫人は職歴だけでなく、×が3個くらいの離婚歴まで隠していた

いずれにしたって、息子にすれば灯台もと暗し、「母ちゃん、あのな…」

自分は小猫何匹も追いかけ回し、お泊り同棲し、遊びまくっていたオトコが

「オレの娘だけはな、何があろうともキズモノ許さん

白無垢の似合う結婚させるんじゃ」

精神鑑定にかけたい野郎だが、実話だぜ

しかしだ

例えば、将来、子供がデキ婚や不倫略奪婚する場合

嫁ないし婿になる奴が気に食わんでも

同じ経験持つ親は絶対、クレームつけるなよっての

例に出して悪いけど

テータム・オニールが1980年代中葉、ジョン・マッケンローと同棲

オメデタを機に結婚すると決めたら、親父のライアン・オニールが猛反対

マッケンローといえば、テニス界の悪童。親父の気持ちわからなくない

親父は婿候補と似た悪童であり、「娘がキズモノに」と怒り心頭だったかもね

だが娘にすれば、親父の悪童ぶりは先刻承知していたとくるから

「彼は、パパよりマシよ」と引導渡し、さすがの溺愛パパも黙り込んだとさ

テータムちゃんの場合、パパの目が正しく、1990年代前半に離婚しましたがね

親は自分の育った環境を基準に子供育てる多く

子供は大体、親と同程度にしか育たないもの

いくらお嬢様学校での箱入り娘と親父大自慢だろうが

親の黒歴史隠しての育児じゃ、娘は親父の目を盗んでナニしているやら~

親だって、灯台もと暗し。お忘れなくメモメモ

さらに長くなるので、次の記事に続きます