mathichen 雑記帳【Hatena版】

ウェブリ休憩所の保存庫

教養を拡散する懐が潤沢でなくなった神々の黄昏

体調イマイチで寝込んでるけど、昨日の補足をば

こんにちは

チケット代だけなら思い切って高額出せても

遠方から行こうとすると、新幹線や飛行機、宿泊の費用が加わります

また、半日や日帰りなら、介護など身内に何とか頼める事が

遠方には厳しくなり、経済的理由以外で無理もあります

首都圏限定公演というのも、チケット販売苦戦に影響あるのでは

mathichenさん、

その昔は、東京のあと大阪公演があったものですが、

いまは北京、京城公演が優先されてしまいますね。

こういったあたりでも、

都市の経済的パワーが反映されてしまうみたいです。

Yahoo!ブログ開幕年の2005年より続けているクラシックカテゴリの古株さん

1967年4月、大阪国際フェスティヴァルでのバイロイト音楽祭公演

(歌手と指揮者が音楽祭メンバーで、オーケストラはNHK交響楽団が担った)

10周年記念の目玉プログラムを生体験しておられる

・学生特権に与り、ドレスリハーサルを観賞した

・アニヤ・シリヤが、自分より少しお姉さん(シリヤは1940年4月17日生まれ)

当時、浪人や留年しないでの大学4回生で計算しても

2016年現在、70歳前後の弟分だ

画像

今秋のウィーン国立歌劇場来日公演

自分にとってはムーティ指揮♪フィガロの結婚よりも

アダム・フィッシャー指揮♪ワルキューレが魅力的で

マレク・ヤノフスキー指揮♪ナクソス島のアリアドネも是非とも聴いてみたい

しかし、安いE・F席はあっという間に完売となってしまった

新聞によると、チケット販売はなかなか苦戦しているよう

S席で6万円を超えるチケット価格

バブル期ならいざしらず、現在の経済的失政のさなかでは厳しい

最終的には招待客で埋めるしかないだろう

…いくら溜息をついてみても、いまの懐状況では高額チケットは無理

手元にある録音で我慢する事にした

Leontyne Price: Es gibt ein Reich - Ariadne auf Naxos

Edita Gruberová - Großmächtige Prinzessin - Ariadne auf Naxos

上段にまとめた内容のブログ記事であった

大阪の生まれ育ちだが、長年に亘って東京に在住

東京で行われる演奏会やオペラ公演にソコソコ足を運ぶ

仕事現役時代はドイツ出張したりの企業戦士なので

預貯金がまるで無くて素寒貧は考えられないし

育児世代の発狂請け合いする最高額年金受給世代のはずである

上段のような70歳前後ならば、一般的に

国民年金夫婦のように、警備員と掃除婦のパート行く必要に迫られない

・子供は独立して久しく、孫ちゃん何人もいる

・親子とも家庭水準高いから、余計な支援に頭悩ませない生活を送れる

富裕層とまで行かずとも、持ち家に暮らす、本当の意味での中流階級を意味する

それでも70歳ともなれば、90代親の介護は免れたって

自身が慢性的な腰痛で整骨院に通うといった状況を迎え

B級グルメ旅でも本当に貧乏じゃ出来ねー飽食小皇帝みたいには行かないのね

海外歌劇場引越し公演が、都民オペラ並みに安く、それは無理な相談

例え、大阪、名古屋などでも公演行う場合、人や物が大がかりな移動する

どうコスト抑えた所で、チケット代は福沢諭吉が当たり前の世界

東欧の小劇場なんかだと、ある程度は安くなるくらい?

とはいうものの、S席6万円なんて、国民年金支給額だぜと呆れるわ

最終的には招待客で埋めるしかない

招待客って、ま、ぶっちゃけ、無教養な成金と思われる

そこだけバブル期にタイムスリップした感じのね

情けないわね

消費しなければ、経済は停滞する

消費しようにも、消費するカネが制限される

老若男女どちら様も、ほんの一握りを除き、経済的問題抱える昨今

余裕持つ高齢世代ですら、己の介護を考え、趣味に没頭するのは難しい

カネと教養に余裕持つ階層が、下流老人気分に陥るようになれば

その国の文化は衰え、やがて基礎体力も衰え

DQNという名の認知症もどきばかり繁殖し、国は衰弱死する末路よ

記事題名の意味:「お客様は神様です?もう、貧乏神ばかりになるだろ!」