mathichen 雑記帳【Hatena版】

ウェブリ休憩所の保存庫

予定調和は人間の力など及ばぬ神の意志

2016年の暦を見ると8月12日が金曜日だから

祝日にして休日を設け、盆の連休日数を増やしたい

しかし8月12日は御巣鷹山事故の日なので避け

一日前倒し、11日を『山の日に』定めた

何処の腐れ公務員が考え出したか知らないけど

人の痛みへの共感力持たない証明だね

日航機墜落>父の遺書から命学ぶ 札幌の教員、慰霊登山

毎日新聞 8月11日(木)21時50分配信

◇事故から31年 命日の16年8月12日に

 520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故で、父親の村上良平さん(当時43歳)を失った札幌市の小学校教員、折田みきさん(44)は今年も命日の12日に墜落現場の「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)に登る。機内で父が残してくれたメッセージに応えるために。「今年もみんな元気で暮らしています」と--。

【事故当時の写真特集】奇跡的に救助される女性、散乱する座席

 当時、折田さんは中学2年生。千葉県柏市の自宅でテレビを見ていると、搭乗者名簿に父親の名前があることが繰り返し報じられていた。それからはほとんど記憶がない。事故後、両親の実家がある札幌市に引っ越した。

 遺書の存在を知ったのは事故の約1カ月後。遺品を返却に来た群馬県警の警察官から教えられた。父が勤めていた会社のA4判の封筒。両面に黒と青のボールペンで走り書きされていた。「みんな元気でくらして下さい さようなら」。母と自分、弟、妹、家族全員の名前があった。

 最期まで家族のことを思ってくれた父。「明るく元気で生きることがお父さんの願いなんだ」。家族と話す時間が増え、進学や就職がうまくいくと「お父さんのおかげだね」と言葉を交わした。

 数年前、父の年齢に近づき遺書を改めて読み返した。震える字。エンジニアだった父らしく、時刻とその時の機内の様子が克明につづられていた。事故から30年を迎えた昨年、母須美子さん(69)から遺書を預かった。自分をずっと励まし支え続けてくれた宝物は、自宅のクローゼットに大切にしまってある。

 小学校では、父から託された命の大切さを折に触れて子どもたちに教えている。先月、1学期の終業式の日に担任を受け持つ4年生の児童に呼びかけた。「『行ってらっしゃい』と見送った相手に二度と会えないこともあるんだよ。家族が無事に生きているのは大事なこと。だからみんなも家族に心配をかけないように、事故やけがに気をつけて夏休みを過ごしてください」【鈴木敦子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160811-00000078-mai-soci

◇村上良平さんの遺書全文

機体が大きく左右にゆれている。

18:30 急に降下中

水平ヒコーしている。

日本航空

18:00大阪行事故

死ぬかもしれない

村上良平

みんな元気でくらして下さい。さようなら。

須美子、みき、恭子、賢太郎

18:45 機体は水平で安定してる。

酸素が少ない 気分が悪るい。

機内よりがんばろうの声がする

機体がどうなったのかわからない。

18:46 着陸が心配だ。スチュワーデスは冷せいだ。

遺書を義務教育の教科書に採用し、人間力試験に合格した者のみ

高校以上の高等教育、そして公務員かどうか関係なく社会に出る権利を認める

無理な相談か?

山といえば

半世紀ばかり前、作家・小林信彦が厭世気分に陥った歌

何がサイテーかは忘れた

山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ♪

息子たちだけはよ 山にやるなよ♪

山ガールいる現代、若寡夫になったり、娘が遭難したりも考えられる

「『行ってらっしゃい』と見送った相手に二度と会えないこともあるんだよ

家族が無事に生きているのは大事なこと

だからみんなも家族に心配をかけないように

事故やけがに気をつけて夏休みを過ごしてください」

Yahoo!ニュースの締め括り部分、登山者にも言えるんだよね

冬山登山事故には同情出来る、夏山登山事故には同情出来ない

アタシだけ?

冬山=雪山、厳しい気候への心構えと重装備で臨むに対して

夏山だと、気候の良さが心の緩みを招く気がするからよ

夏山だって天候急変はあるしリスク背負うけど

初心者でも登りやすく整備された山などがあって

ヴェテラン級が見ると呆れるようなド素人登山隊が増えるのやら

海難事故もそうだけど、捜索隊出動すれば

生死どちらに転んでも家族は高額なカネ支払う羽目になる

人身事故という名の電車飛び込みと変わらぬくらい迷惑か掛ける事になる

自分だけは不幸が通り過ぎてくれると過信するものじゃないよ

西洋人は自然を征服し、日本人は自然と調和しながら利用する

人間の限られた力では制御出来ない自然の脅威を思えば

自然との調和を図る日本人は賢明なはずなのに

絶対的な神仏を上に置かず、たかが科学を万能と断定する現代人には

(科学、それは、人間の理解可能な範囲内のものである

この世には人智を超えた物事が数多く存在するを思い起こすべし)

似た者同士の馴れ合いは出来ても、異なるものとの調和は出来ないの?

人間の生み出した飛行機でさえ、完全なる征服は困難なのだから

山での遭難事故とか、人間の傲慢さへの自然の復讐とまで思える

科学が万能として、地球上で一番の脅威は、科学を利用する人間だしね

…関西の某山麓にある、謎の牧場、いまでも存在するのかしらん

秘密基地みたいな場所で、近寄った者を謎の白人が威嚇する?

地球外生物が出入りする、あるいは、チェルノブリ級化学施設

どうあれ人間が絡み、怖い話には違いない…