究極のグルメ：「お茶漬けの如くサラリとした人生」
英国Opera誌の死亡欄を見ていると
90歳超えしての大往生の一方に、還暦前での御陀仏少なからずが知れる
若くしての死を見るたび、不慮の事故にせよ、病死にせよ、痛ましい思いだ
Johan Botha - "Morgenlich leuchtend" - Meistersinger '08
SA tenor Johan Botha has passed on aged 51(package in Afrikaans)
「Bothaやなくて、Butaの間違いやろぉ」
何度突っ込んでやったやらのヨハン・ボータ訃報
昨日、Yahoo!某所にてビックラこいた
百貫デブ系歌手の早世に多い、巨体が心臓に負担かかり過ぎ？
癌だってよ
体型の割にチョコマカ動き回れ、可愛かったのに、惜しい話ね
合掌
1965年生まれ、まだ51歳が亡くなった
1966年生まれの50歳がビビリ出したのは言うまでもあるめえ
今朝、布団干すだけで息ゼイゼイに、孤独死が現実味帯びる
78歳夫婦、コイツら、特養と住宅型有料老人ホームでは若い部類
特養にゃ、90歳台ウヨウヨ、100歳超えもいやがる
子供への福祉が現代ほど恵まれず、高額医療も介護保険も無い時代に
現役世代なんぞ甘ったれと対照的な育児とジジババ介護を両立させ
現在、不安定な年金から医療費や介護保険料を払っている
それなりの見返り保証していいものの
「オラ、こんな飯食えね」
「アテクシ、おうちに帰って、特上寿司出前を頼むわ」
認知症無関係にボケタ言葉を吐こうものなら
施設入所諸費用のため、子供や孫ちゃんが大節約に迫られる場合
脳出血起こして仆れる気分に陥る
ダイエットしてるウチの鬼婆なんざ、回し蹴りをお見舞いしたくなるっての
比較的問題少ない被介護ジジババ、障害者を見ると
「オメエら、人間食えるうちが花、それがわからんか」と内心で絶叫する
これ、健常者だって同じだよ
「ワシワシと食べる、サラサラとかっこむ事が、どれだけ有り難い事か
元気で生きてる人にはわからないんですよね」
某在宅介護人の言葉を聞かせたい
内容は被介護人差あるけど
噛む事、飲み込む事が難しくなり、誤嚥性肺炎リスク背負う
誤嚥性肺炎には、胃痩リスクが繋がる
胃痩処置って、世界的に見て、日本くらいとの事
寝たきり状態を老人虐待と見做す北欧では、胃痩も虐待に入る
口から食する楽しみ、これ本当、貴重なんだよ
当たり前にガツガツ食えた物が食えなくなる、本当哀しいよ
そんな被介護人を世話する側だって
被介護人の食事を見張りながらの環境だと、自分はオチオチ食べられない
人が、好きな物を、サザエさん級大口開けて、ワシワシ食べる
そういう環境がどれだけ大事で幸福かを、俗世間は知らなさ過ぎる
知らなさ過ぎるから、中高年が自分探しやっていられる
50歳になって、それまでと180度ガラリ変わる人生は可能といっても
ブレない核を持つ者だけが、予期せぬ出来事にも柔軟な対応可能なんだよ
従って、Yahoo!内外で連日食べ歩き記事を見るたび
「ラーメンを派手な音立てて啜る、残り汁に白飯入れて〆るなど
家でやるのは勝手だが、外では卑しい育ち知れるから止しとけ
てか、ヘルシー志向ならば、濃いラーメン食うな」
「クチャラー全員、食べ物を喉に詰めてノタうち回れ」
「自分の好みで彼女の体重を指定する彼、オマエ何も食うな」
ともかく、飢饉来たら真っ先にシネと、PCに向かって突っ込む日々である
腹減った
甘い油揚げでなく天かす入りの狸蕎麦作ろかしらん
